今月16日に22年3月期の連結決算を発表したレオパレス・・・
なんと債務超過を解消し、V字回復をしました!
「経営再建中の賃貸住宅大手レオパレス21は16日、負債が資産を上回る状態を指す「債務超過」が2022年3月末時点で解消されたと発表した。3月末時点での自己資本が10億円となり、21年3月末の84億円のマイナスから大幅に改善した。」
(2022/05/16 読売新聞)
とレオパレスの株主さんには嬉しいニュースかもしれませんが、果たしてレオパレスオーナーにとってはどうなのでしょうか?
この黒字化の理由、一つは入居率の改善だそうで。
かねてから損益分岐とされていた入居率80%をコロナの感染状況緩和により上回ってきました。
そしてもう一つの大きな理由。
そうです、想像されていました物件オーナーに支払うサブリース費用(家賃)の削減です。
物件オーナーからしてみれば、全部解約されるのなら何とかローン返済金額以上を維持して継続しようという方もいらっしゃるそうです。
しかし何のためにレオパレスでアパート建てて、賃貸経営を始めたのでしょうか?
継続も地獄、解約も地獄、そんな展開にならないことを祈ります・・・