7月1日に東京国税局が発表した、神奈川県内の2022年の路線価は平均で前年比0.6%上昇しました。
上昇は2年ぶりのことで、コロナウィルスの感染状況が改善して人流が回復したことも上昇理由のひとつのようです。
厚木市でも本厚木駅前の中町二丁目、本厚木駅北口広場通りでは86万円→90万円と4.7%も上昇。
日経新聞によれば、「駅から徒歩1分の場所に三菱地所レジデンスなどが21年にマンション、商業施設、公共施設からなる大規模複合施設を開業するなど、駅周辺で盛んな再開発が路線価を押し上げたとみられる」そうです。
路線価が全てではありませんが、土地を売ったり買ったりする際の一つの指標となっていることは事実です。
しかし、それ以上に見るべきは本当の市場価格。
これはその土地柄をよく知る人間でなければなかなか掴み難いこともあります。
もし土地を売却したい、という場合は、路線価のみで評価を出すのではなく、実勢にあわせた評価をしてくれる不動産屋さんを探しましょう。