先週は賃貸住宅に関連する企業の大きなニュースがありました。
まず兼ねてから厳しい決算を予想していたレオパレスですが、予想通り最新決算で赤字、しかも84億円もの債務超過になりました。
入居率も昨年よりさらに下がっており、普通に営業しているだけで赤字を垂れ流しているような状況だと思われます。
レオパレス21 3月までの年間決算 236億円の赤字 債務超過に(2021年5月14日NHK)
保証契約の見直しもこれから進むと思いますし、レオパレスオーナーさんは戦々恐々とされているのではないでしょうか。
もし、対応策を考えるのであれば、今すぐ当相談室にご連絡下さい。
東京都八王子市で発生したアパート階段崩落死亡事故の施工会社である則武地所(相模原市)が破産をするそうです。
実はこの会社、アパートを建築して収益物件として販売するという事業も一時期行っておりました。
ちなみに厚木市内でも16棟手掛けており、調査の結果、1棟で腐食が確認されているようです。
厚木市の不動産お悩み相談室でも、実はここは確か則武地所の施工だったな・・・と把握しているアパートがあります。
いずれにしましても、今回の場合は施工不良の可能性が大きいのではないかと思いますが、経年劣化が通常でも起きる可能性がありますので、
ご所有のアパートやマンションの建物の状態を一度把握しておくのは重要かもしれません。
株式会社則武地所 破産情報(帝国データバンク)