【て】ディンプルキー

<ご説明>

シリンダーの作動によって制御される錠(シリンダー錠)の一つで、シリンダー内に並べられたピンの制御を、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)が付いている鍵によって行なうものをいう。

<コメント>

以前、ピッキングによる空き巣被害が広まった際、賃貸物件でもこのディンプルキーのような安全性の高い鍵の導入が進みましたeye

ただ、安全性が高い半面、鍵の交換費用がかさんだり、合いカギが作り難かったりすることもありますflair

もし、ご入居のお部屋がディンプルキーの場合は、こうした部分も気を付けて不動産屋さんからの説明を受けることをお勧めしますdash

不動産購入時の諸経費とは?

不動産を購入する際、不動産屋さんには手数料を払う必要が出てくるけど、その他にはどんなお金がかかるのsign02

そんな質問をたまにされることがあります。

そこで、今回は主なものを以下に書き出してみましたeye

・ 売買契約書の印紙税

・ 登録免許税

・ 不動産取得税

・ 消費税

・ 仲介手数料


特に、登録免許税を含む司法書士さんへの報酬はそれなりに金額がかかるものですsweat02

事前にしっかりと確認をして、「こんなはずじゃなかった」とならないように気をつけましょうcoldsweats02

【て】抵当権

<ご説明>

債権を保全するために、債務者(または物上保証人)が、その所有する不動産に設定する担保権のこと。

<コメント>

一般の方が、最も接する可能性の高い抵当権、住宅ローンの借り入れに伴う抵当権の設定ではないでしょうかflair

この抵当権の設定によって、銀行は住宅ローンの担保とし、万が一の際に備えていますcoldsweats02

例えば抵当権が設定されている不動産を売買するような場合には、金銭の決済と同時にこの抵当権を抹消し、第三者の権利を無くすのが通常ですdash

この抵当権が設定されているかどうかは、謄本をみればすぐに分かりますよmemo

【て】定期建物賃貸借

<ご説明>

定期借家契約とは、平成12年3月1日より施行された定期借家法によって認められている賃貸借契約のこと。原則として契約の更新は出来ず、貸主は契約時に書面により、契約に更新が無い旨を説明することが義務付けられている。

<コメント>

最も重要なポイントは「原則として契約の更新が出来ない」ということsweat01

転勤などで再び戻ってくることが確実な場合や、しばらく賃貸の後、売却の予定がある場合などにこの定期借家契約が用いられますflair

あらかじめ契約期間が決まっており借主には不利な部分がある分、お家賃が安く設定されていたりということもありますねfoot

【ち】仲介手数料

<ご説明>

媒介などによって不動産の取引をしたときに、業者に支払う報酬のこと。媒介報酬ともいう。宅建業法では成功報酬主義が取られているので、売却や物件探しの依頼をしても取引が成立しなければ支払う必要はない。仲介手数料の金額の上限は宅建業法で決められている。

<コメント>

不動産売買賃貸のお仕事をご依頼頂くとき、お客様によく聞かれるのがこの手数料のお話ですflair

不動産の取引による手数料は、上記の通り法律によって定められていますshine

従って、付随した工事や調査の費用は必要になる場合がありますが、基本的にこの法定以上の手数料を支払う必要はありません。

広告作成費用など、依頼当初から料金を求められるような場合はしっかりと説明を受けましょうcoldsweats02

【た】宅地建物取引主任者

<ご説明>

都道府県で行う宅地建物取引主任者資格試験に合格し、不動産取引の2年以上の実務経験を持つなどの要件を認められて、宅建主任者証(有効期間5年)の交付を受けた人のこと。

<コメント>

不動産屋さんに勤務する際に、この宅地建物取引主任者の資格を持っているかどうかは非常に重要になりますhappy01

契約の際に行う、重要事項説明はこの資格保有者でないと出来ませんsweat02

最近では不動産屋さんに就職の決まった学生さんも、事前に試験を受けさせられるそうですよcoldsweats01

【そ】底地

<ご説明>

借地権がついた宅地の所有権のこと。更地のように土地所有者が自由に利用したり転売したりできる完全所有権とは違い、借地権者との関係で利用上の制約を受けること、借地権者以外の第三者に底地だけを売却することが難しいことから不完全所有権といわれる。

<コメント>

底地だけの売買というのはあまり多くありませんsweat01

それは説明にもある通り、不完全な所有権であり、利用上の制約を受けるからですflair

不動産屋さんの中にはそういった問題を解決して商売にする業者さんもいますcoldsweats01

いずれにしても、一般の方が扱うのはなかなか難しいので、専門家へのご相談をお勧めしますdash

【せ】専任媒介契約

<ご説明>

媒介契約の一種で、仲介を依頼できる業者が1社に限られる形式。自己発見取引は可能。

<コメント>

一般媒介契約同様、不動産取引の上では非常に多くみられる媒介契約ですflair

売買でも賃貸でも同様の媒介契約があります。

他社への依頼が出来なくなる分、契約期間が3ヶ月に限られていることや、報告義務が不動産業者には課されますeye

いずれにせよ、「他社に取られない」という意味で、大手不動産会社ではまずこの専任媒介を取ることを目標に営業をするケースもあるようですcoldsweats01

【せ】専任専属媒介契約

<ご説明>

専任媒介契約のバリエーションの一種で、依頼者は仲介を依頼した業者が見つけた相手方としか契約できない。自分で取引相手を見つけて契約することも制限される。契約期間は3か月以内。

<コメント>

一番のポイントは、その不動産の取引相手を自分で見つけても、契約することが制限されることですflair

逆に言えば、不動産屋さんにとって優位な契約と言えるかもしれませんcoldsweats02

この専任専属媒介契約を結ぶ際には、しっかりと説明を受け、検討をした上で行うようにしましょうmemo

【せ】セットバック

<ご説明>

二項道路に接している敷地で、道路の境界線を後退させること。セットバックした部分は道路と見なされるので、その部分に建物を建築することはできない。

<コメント>

土地に接する道路の幅員が4m満たない時にこのセットバックが必要となりますflair

このセットバックが必要な場合、広告には大半のケースで表示がされていますmemo

それは、セットバックした土地には建築物を建築できないのみでなく、門や塀や擁壁も作ることが出来ないというマイナスがある為ですeye

どの不動産屋さんもしっかりと表示はしているかと思いますが、十分お気を付け下さいcoldsweats02

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