【け】軽量鉄骨
<ご説明>
正式名称は「軽量形鋼」(けいりょうけいこう)。厚さ6ミリメートル以下の鋼板を、複雑な形状に折り曲げてつくった鋼材のことである。
<コメント>
アパートや一般住宅など小規模な建築物に使われる工法です
木造か軽量鉄骨造の取り扱いが大半ですが、住宅で軽量鉄骨造というのは築年数が浅いものが殆どです
軽量鉄骨造のほうが頑丈だ、とか木造のほうが自然で良い、とか色々なご意見がありますが・・・
一長一短ですので、最終的にはご自分のお好みにされるのがベストですね
【け】競売物件
<ご説明>
住宅ローン破たんなどで債務の履行ができずに差し押さえられた不動産を、地方裁判所が競売にかけて売却する物件のこと。
<コメント>
「きょうばい」と読む方もいらっしゃいますが、正式には「けいばい」です
ここ数年、住宅ローンの返済が厳しくなり・・・などの事情で、競売物件が数多く出回っているのを目にします
競売物件を専門に扱う不動産屋さんもいらっしゃいますし、かなりマーケットとしては完成されつつある印象ですね
競売物件=訳ありの物件というイメージは薄くなり、積極的に取引されているのが現状です
【く】グループホーム
<ご説明>
高齢者や障害者などが介護スタッフとともに地域の中で自立的な共同生活をする施設。スウェーデンで生まれたしくみ。
<コメント>
弊社でも厚木市内で2件のグループホーム建設に携わりました
こうした福祉施設の充実は、地域貢献と言う意味合いも含め、意義のある仕事だと感じています
地元企業として、厚木市に、地域の方に喜んでもらえるような仕事をこれからもしていきたいですね
建売住宅のメリット・デメリット
既に建築されている新築の建物を販売すること、これを「建売住宅」と言います
今日はこの建売住宅のメリット・デメリットを考えてみようかと思います
<建売住宅のメリット>
・既に完成している建物を見て選ぶことが出来る。
・同じ広さや条件であれば、土地を購入し建築するよりも安いことが多い。
・居住するまでの時間が短期間になる。
<建売住宅のデメリット>
・建物に対して自分のオーダーが出来る部分が少ない。
・既に建築済みの建物であれば、基礎や柱などの施工状況を見ることが出来ない。
パッと思いつくのはこの辺でしょうか。
当然、お客様によって建売住宅を選ばれる方も、そうでない方もいらっしゃいます。
ただ、ご予算や時間の問題もありますが、個人的には「家は買うものではなく、創るもの」という感覚があります
いずれにしても、10年、20年の住処として大切なご資産ですから、しっかりとアドバイスさせて頂きます
【く】繰り上げ返済
<ご説明>
住宅ローンの毎月返済額やボーナス払いとは別に、まとまった資金をローン返済に充てること。
<コメント>
繰り上げ返済をすることは、支払総額の減少や支払期間の短縮などに寄与します
ただし、金融機関さんによってはこの繰り上げ返済に手数料がかかったり、特別な費用が発生するケースもあります。
これは住宅ローンの契約時にしっかりと確認し、ご自分のライフプランに合わせた計画を立てることが重要ですね
下見しないでお部屋を契約・・・
来春に向け、厚木市内の大学では合格発表がこれから続きます
合格発表があれば、新入生さんは下宿先のアパートやマンションを探し始めます
早くしないと良い部屋が無くなってしまう・・・
そうお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません
卒業生さんがお部屋を出られるのは来年になってからですし、まだまだ早い時期です
基本的にはしっかりとお部屋の下見をして、お選びになることをお勧め致します
どうしてもお部屋の中が見れない場合は、写真などをしっかり不動産屋さんに見せてもらいましょう。
いずれにせよ、無くなってしまう!!と焦ることだけはお気をつけて
【く】クッションフロア
<ご説明>
クッション性のある床材の総称。主として表面に塩化ビニルを用いたシート状床材を指す。
<コメント>
賃貸物件のみならず、台所や脱衣室など水が使われるところの付近では、床に使用されることがよくあります
居室部分でも洋室=フローリングというわけではなく、このクッションフロアが使われている場合もあります
洋室だから素敵なフローリングで・・・と思っていたらガッカリ、なんてことが無いように、物件選びの際はしっかりとチェックしましょうね
アパートの空室率のお話
アパートの空室率、どれくらいだと思われますか?
不動産ポータルサイトのHOMESによると、神奈川県の空室率は16.1%だそうで
厚木市でも賃貸向けのアパートやマンションを見ると、随分空いていそうな雰囲気のものがあります
ちなみにこの空室率、大手不動産ポータルサイトなどは総戸数や掲載数から計算しているようですが・・・
実際はもう少し多いのかもしれません
ちなみに弊社では、ある社内ルールを決めており、担当の社員のみならず、全員で空室率を下げる取り組みをしています
リフォームしたり、お家賃を下げたり、様々なキャンペーンをしてみたり
この空室率を下げることが、何より大家様に対する大きな仕事ですからね
お陰さまでここのところ弊社管理物件の空室率はここのところ10%以下で推移しています
空き室でお困りの大家様は、是非お気軽にご相談下さい
【き】金銭消費貸借契約
<ご説明>
借り主が、貸し主から金銭を借り入れてその金銭を消費し、その借入額と同額の金銭(利息付の場合は利息分も含めて)を貸し主に返済するという契約。
<コメント>
「借用書」と言ったほうが分かりやすいでしょうか
不動産の取引の場面では、特に資金調達で住宅ローンを利用する場合によく出てきます
住宅ローンではこの金銭消費貸借契約と、不動産への抵当権設定契約を同時に行うケースが大半です
お金の融資を受ける際の、金銭消費貸借契約(=金消契約とよく略されます。)そして、その担保設定の為の抵当権設定契約となる訳ですね
そろそろ新入生さんのシーズンです。
東京工芸大学では来年の新入生さん向け、一人暮らしの住まい相談会が始まりました
神奈川工科大学の新入生さんのご案内もあったり、とアパート、マンション共にワンルームのお部屋が動きます
これからご卒業など退室される入居者様との調整も含め、いよいよ繁忙期という感じですね
毎年、学生さん向けのワンルームはほぼ満室になります
来春も多くの新入生さんのお手伝いが出来るように頑張らねばなりませんね
神奈川工科大学、東京工芸大学 学生さん向けアパート・マンション専門サイト
【き】共有持分
<ご説明>
複数の人が一つの物を共同で所有しているとき、それぞれの人がその物について持っている所有権の割合。
<コメント>
様々な不動産を扱っていると、それがお一人ではなく数人で所有されている場合があります
その共有持分の割合は、登記簿謄本を見れば分かるのですが、その持分は売買することも出来ます。
また、持分の割合によってその不動産を扱うことのできる権利も変わってきます
その辺は法律的な専門知識になりますので、司法書士の先生などに相談したりする必要が出てきますね
相続が起きた場合などはこの共有という状態になり易いので、気になる方はお気軽にご相談下さい
【き】北側斜線制限
<ご説明>
第1種および第2種低層住居専用地域と第1種および第2種中高層住居専用地域では、隣地または道路の日照確保のため、建築物の高さを、北側隣地(道路)境界線上の一定の高さを起点とする斜線の範囲内に収めなくてはならない、という制限。
<コメント>
不動産の売買を行う際に重要事項説明というものを行うことは以前にも書きました
この北側斜線制限はその重要事項説明の際にも、説明事項として登場します
日照に関してはこうした法律で制限を付けることで、後々のトラブル防止などを図っているのでしょう。
市役所の建築指導課などに聞くと、具体的な制限の内容など教えてくれますよ
【き】基礎
<ご説明>
ものごとが成り立つ前提になるもの。建築物では、建物の重さを地盤に伝えるために最下層に設ける構造部分のこと。
<コメント>
不動産における建物の構造はその価値を大きく決める要素の一つです。
特にその中でもこの基礎という部分は、建物の土台になる非常に重要な部分です
新築の一戸建てを建築する場合は、この基礎をチェックすることも出来ますが、建売住宅や中古の場合は注意が必要です
不動産を扱う営業マンは建物にも詳しい方が多いのですが、時には専門家のアドバイスも取り入れながら、検討することが大切です
【か】管理費
<ご説明>
賃貸マンション・アパート、貸家において、借主が貸主に対して毎月支払う金銭であって、賃貸物件の管理のために必要とされる費用のこと。
<コメント>
今日の賃貸物件における管理費というのは、明確に何に使われる、と決められているものではなく(もちろんその場合もあります)、単純にお家賃の一部のように考えられているケースが多いような気がします。
同じように共益費という名目の費用もあるのですが、これも同じです
ただ、どこが変わってくるかと言うと、礼金・敷金や更新料・仲介手数料の計算の際、管理費はこの計算に入りません。
従って、お家賃5万円の場合とお家賃4万円+管理費1万円の場合、後者のほうが礼金・敷金や更新料・仲介手数料は少なくなります
お家賃と違い、管理費はチラシの片隅に書かれていたりすることが多いので、お気を付け下さい
【か】元利均等返済
<ご説明>
住宅ローンの返済方式の1つで、元金と利息を合計した返済額が一定になるタイプ。毎月の返済額が変わらないので、計画的な返済が可能になる。
<コメント>
元金均等返済と違い、最後まで返済額は変わりませんが、支払いの総額は多くなります
毎月の返済額に目がいきがちですが、この支払いの総額というのは長期の住宅ローンであれば少しの条件の違いでも大きく変わってきます
しっかりと確認の上、契約をしたいものです
月極駐車場、自分の契約している場所に他の車が・・・
いつも停めている月極駐車場
ある日、停めようと思ったら見覚えの無い車が
弊社が管理する月極駐車場でも、ごくたまにそんなことがあります
隣の契約者が間違ってしまったり、悪意の無いケースもありますが、
モラル無く、短時間だから良いだろう、と勝手に停めてしまうケースもあります
そんな時、まず連絡をするのは警察
すぐに来てくれて、ナンバーから所有者を判明させ、連絡をしてくれます
そして管理している不動産屋さんがあれば、連絡をしましょう
弊社もそうですが、それなりに解決のノウハウがあるはずなので・・・
いずれにせよ、ご自分で解決しようとすると大きなトラブルに発展する可能性もあります。
落ち着いて、対応することが肝心ですね
【か】管理会社
<ご説明>
マンションやビルなどの建物の維持管理業務を受託して運営する会社。賃借人との折衝や家賃の出納などの賃貸経営に関する業務を家主から受託する賃貸不動産管理業を主に行っている場合は「賃貸管理会社」という。
<コメント>
管理会社というと、分譲マンションのイメージがありますが、賃貸経営の場合でもよくその名前が出てきます
メンテナンスという意味の管理だけではなく、家賃の入金管理や契約更新などの管理も含め、様々な管理形態があります
通常は包括的に請け負うケースが多いのですが、中にはメンテナンスは大家さんが直接行う場合などもあります
借主様にはなかなか分かりにくい場合もありますが、契約書の中に記載されている場合も多いので一度確認してみてはいかがでしょうか
【か】元金均等返済
<ご説明>
住宅ローンの返済方式の1つで、文字どおり、返済額に占める元金の金額が一定のタイプ。利息のみが変化する。
<コメント>
元金と利息を合計した返済額は、返済を始めた当初が高く、返済が進み元金が減ると当然にだんだん低くなります
利息を含めた返済総額は少なくなりますが、返済当初の負担が大きい為、元金均等返済を利用する住宅ローンはさほど多くありません
余談ですが、法人融資の場合は、逆にほとんどが元金均等返済のようです
詳しくは住宅ローンを取り扱う金融機関さんによっても異なりますので、お申込みなどの際にはしっかりと確認してみて下さい
【か】仮登記
<ご説明>
所有権移転登記などを行なうことが何らかの理由でできない場合に、仮に行なう登記のこと。
<コメント>
弊社でも不動産の売買に伴う仮登記を設定することがあります
どうしても本登記の場合、登録免許税がそれなりの金額になりますので、一時的に短期間の場合などは仮登記で済ませるのです
第3者に対して対抗要件となることにあまり変わりはありませんし、仮登記と同時に本登記に必要な書類を受領していれば、いざというときも本登記に移行できます
いずれにしても、複雑な登記関係になる場合は、しっかりと事前に司法書士の先生との打ち合わせが必要ですね
【か】仮差押え
<ご説明>
金銭債権を持つ人が、将来の強制執行ができなくなることを防ぐために、債務者の財産を暫定的に押さえておく手続きのこと。
<コメント>
不動産業をしていると、よく目にするのが税金関係の(仮)差し押さえです
差し押さえはようするに債務者が売却したり隠したりして財産が失われないように現状を維持しておくことが目的になります。
この差し押さえは登記することが出来るのですが、登記することで権利者は対外的にもその権利を主張できるようになります
すなわち、登記された不動産は所有者=債務者以外の権利者がいる為、非常に価値が下がることとなります
税金のように公的な機関が設定したものでなければ、そこにトラブルが発生している懸念等も考えなければなりません
いずれにせよ、(仮)差し押さえの付いているような不動産を取引する場合は、相当の注意が必要なのです
農地転用の大切さ。
もう耕さなくなった農地・・・
勝手に資材置場や駐車場にしてはいけません
『1.許可を受けずに農地の転用を行った場合
3年以下の懲役又は300万円以下の罰金(法人は1億円以下の罰金)
2.偽り、その他不正の手段により許可を受けた場合
3年以下の懲役又は300万円以下の罰金(法人は1億円以下の罰金)
3.県知事の工事の中止、原状回復などの命令に従わなかった場合
3年以下 の懲役又は300万円以下の罰金 (法人は1億円以下の罰金) 』
このように非常に厳しい罰則があるばかりでなく、賃貸をしていた場合、借主様にもご迷惑をおかけする可能性があります
農地法は不動産業を営む上で、非常に大切で守らねばならない法律です
ましては地元厚木で仕事をしていますので、法や人道に反するようなことはできません
だからこそ、しっかりとしたアドバイスを心がけているのです。